シアトルのエリック・ウエッジ監督はカストの復活を信じていない訳ではない。

ウエッジは、突然マリナーズの25人ロースター枠に現れた若い打者の中で、彼が打席に立つのは難しいと語った。そして日曜日、DHのジャック・カストはまたもやメンバーを外れた。彼は火曜日からプレーしていない。

マイク・カープが8番DHだ。

「彼は、私が彼を使おうとあれこれ思案していることを知っている」打率.214、2本塁打、19打点のカストについて、ウエッジはそう語った。「今、彼がたくさん打席に立つ機会はないね。彼の姿勢は素晴らしいよ。今も前とかわりなく練習熱心だし、私は彼を諦めていない。彼のバットが必要なときがかならずくる。まだ先は長いし、その時が来たら、彼にはやってもらう」

その時が来たら、最近上がってきた、マイク・カープとグレッグ・ホールマンはそのまま使うのだろうか。そしてもし、DHにアダム・ケネディを置くとしたら、カストが打撃のキープレーヤである事を証明するチャンスは多くない。

私たちは土曜日、ウエッジには最近この類の話が多くなっていると書いた。とりわけ、カストとジャック・ウイルソンについてだ。ウイルソンは、ダスティン・アックリーがセカンドに来てから、控えに甘んじている。

これは、贅沢な悩みだ、たぶん。しかしそれは、カストとウイルソンに充分なプレーの機会がない事に対し、ウエッジが何か楽しんでいるということではない。

「難しいね。私はこのロッカールームにいる選手たちを尊敬している、すべての選手をだ。だけどベテラン選手たちは、今までずっとプレーしてきてきた。彼らには特別な尊敬の念を持っている。なぜなら、明らかに彼らは長い間メジャーリーグでプレーして結果を残してきたんだから、それは尊敬に値するよ。しかしはっきり言えるのは、チームの為、逆にそれぞれの選手のため、何がベストなのかという両方の目線で見なければならない」

元記事:Wedge ‘not giving up’ on Cust, though he sits again Posted by Christian Caple on seattlepi.com
http://blog.seattlepi.com/baseball/2011/06/19/wedge-not-giving-up-on-cust-though-he-sits-again/