5今シーズン、シアトルマリナーズの外野手は、ルーレットの様にくるくる変わる。そして、ゴールドグラブのセンター、フランクリン・グッディエレスは回復して戻ってきたが、打率.184と振るわない。

土曜日の試合、センターにはグッディエレスに変わり、新人のグレッグ・ホールマンが入った。

「フランクリンは苦しんでるね。ちょっと、タイミングが狂ってる」エリック・ウエッジ監督は言う。「彼に必要なのは、 もうちょっと強気に、そして落ち着いて打撃に集中することだ」

「案ずるより産むが易しだ。だけど今は、技術的にも少し問題あるね」

グッディエレスは4月と5月の半分を胃の病気で欠場し、 今もまだ薬を飲んでいる。そしてシーズンが始まって2ヶ月半、シアトルの外野は進化中だ。

マリナーズでは今シーズン、ミルトン・ブラッドリー、マイク・カープ、グレッグ・ホールマン、ライアン・ランガーハンズ、カルロス・ペゲーロ、マイケル・ソーンダース、マイク・カープの7人がレフトの守備についた。

センターには、グッディエレス、ホールマン、ランガーハンズ、そしてソーンダース。

ライトは、イチロー、ウイルソン、ランガーハンズ、そして、ペゲーロだ。

誰もが、グッディエレスの帰りを待っていた。そして、 彼の守備は戻ってきたが、依然打撃ではスランプのままだ。誰かが監督に”グッディエレスは、まだスプリングトレーニングの最中なのか?”と聞いたとき、彼はクビを横に振った。

「スプリングトレーニング自体は上手く行ったと思う。だけど彼は、去年から今年のスプリングトレーニングにかけて、とても厳しかったよね。確かにそれが、彼のプレーに影響を与えてる」

「それが、彼の打撃面に本当に響いている。彼は今、戦っているし良くなろうとしている。我々にはそれを回避する道は無い。彼は良いバッターで、良い選手だ。彼は今、抜けだそうと必死に努力しているし、彼には打撃でも貢献してもらわないと困るんだ」

不満なんかない

今シーズン、何人かの選手がスランプに落ち込んだか、落ち込んだままだ。 ウエッジは、彼が選手達の不興を買っているのではないかと、悩んだことがあった。

「今、私はそうは思わない。たしかに、選手の入れ替えは激しいけど、誰も不満なんか無いと思う」
「私はこの25人の選手たちを信じている。私が何を考えてそうしているのか、彼らにはよく話している」
「それは、私が独裁的だとか、他の意見を聞かないとかではない。だけど、一回決めたら、その方向に向かって、前に進むだけだ」

それはいつまで?

ショーン・フィギンスは金曜日、彼が打席に立つたびにブーイングを浴び続け、そして土曜日のラインアップでは、アダム・ケネディと入れ替わった。彼は今シーズン初のサード守備だ。 ウエッジはこれが、1試合だけなのか、これからもっとあるのかは明言しなかった。次の火曜日ワシントンDCでのナショナルズ戦まで、フィギンスがスターティングメンバーに選ばれなくても、驚いてはいけない。
ミゲール・オリーボは11本のホームランを打ち、トロントのJ・P・アレンシビアに並んで、キャッチャーでメジャーリーグトップタイである。うち9本は、ここ25試合で記録した。

元記事:Outfield still waits on Gutierrez's bat LARRY LARUE; STAFF WRITER Published: 06/19/1112:05 am Sunday, June 19, 2011 The News Tribune

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