シアトルマリナーズのエリック・ウエッジ監督は、水曜日のラインナップで新たなアイデアを生み出した。

DHには、ホームランの打てる選手を置かないと。

新人強打者カルロス・ペゲーロ、彼の一か八かのバッティングは29試合で打率.222、ホームラン5本を記録した。水曜日のエンジェルス戦で4番に座る。

「攻撃が上手く機能するように、いろいろ考えているんだ。」ウエッジは言った。そうだ、やってる。
「これらの若い選手をラインナップの真ん中で使おうと思っている。彼(ペゲーロ)がそこにいたら、驚異だろ」

ウエッジは真実を言っている。ペゲーロは今シーズン出場した試合が半分以下にもかかわらず、ホームラン数はチーム3位タイだ。

そして、彼らのクリーンアップは、一発が定期的にでる信頼性には程遠い。ジャック・カストは53打数19安打2本塁打と充分な打点を稼いでいない。

統計上、最悪なのは、baseball-reference.comによると、マリナーズのクリーンアップは、今シーズン4本塁打しか打っていない。

ミゲール・オリーボ、彼は時々クリーンアップに入り、今シーズン10本塁打を打っているが、 ウエッジは通常、対右投手に対して4番では使わない。アダム・ケネディ、彼は、ペゲーロと同じ5本塁打を打っており、右投手の時クリーンアップにすわる。しかし、彼は毎日出場できる選手ではなく、そしてホームランの驚異を与えるほどでももない。

そして、ウエッジはチームのホームラン王、ジャスティン・スモークが4番打者に向かない事をずっと述べている。

基本的な考え方について、ウエッジは言う。

「私は、前向きに挑戦して起こった事については何も心配しないことにしているんだ。私が今言いたいのは、もっと積極的になって、チャンスを掴む事に対し恐れるなと言うこと。そして私は、みんながそうできるかどうか興味深く見守っている。出来ることをするのと、積極的になること、この二つは違う。私たちは、この両方を行うことに挑み続けなければならない。そして、彼らがそうするために努力し続けているかを。私は、私たちが前に進むために、それをやり続ける」

三塁手ケネディ

水曜日の試合の前に、ケネディは三塁の守備練習を、ベンチコーチのロビー・トンプソンと共に行った。この面白い試みは、今シーズンまだ姿を表していない。

これは、3Aタコマのダスティン・アックリーがメジャーによばれた時のケネディのポジションに間違いないだろう。しかしこれはアックリーが、今シーズン最も安定したバッターであるケネディから二塁手のレギュラーの座を奪うことを意味する。マリナーズが彼をラインナップに残したいなら、この試みを成功させなければならない。

最も確かなことは、ケネディは三塁手ができるという事だ。彼はキャリアで90試合、三塁の守備についており、一番最近は昨シーズン、ワシントン・ナショナルズでプレーした。

ウエッジは試合前の練習について、「彼はグランドを走りまわり、何度かサードで打球の処理もした。何が起こるかは、乞うご期待」と語った。

はっきりしない、イエスだ。そしてそれは、その考え方を否定も肯定もしていない。もし、マリナーズが本当にメジャーリーグの二塁手としてアックリーを成長させたいなら、ラインアップにケネディを頻繁に加える道を見つけなければならない。そして、レギュラー三塁手のショーン・フィギンスは、彼自身が必要不可欠であることを証明できていない。

他の選択肢は、アックリーが昇格して来たら、ケネディをDHに置くことだ。カストの薄っぺらい打撃はちっとも面白くない。しかし、ケネディをDHにすると、このポジションはますます混雑する。だから、アックリーがメジャーによばれる前に、多くの人員整理が行われ、近い将来もしケネディがダイヤモンドを反対側に横切っても、驚かないでほしい。

元記事:Carlos Peguero in cleanup spot against Angels on Wednesday Seattle Mariners blog 
Posted by Christian Caple on http://blog.seattlepi.com/baseball/2011/06/15/carlos-peguero-in-cleanup-spot-against-angels-on-wednesday/