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6回、イチローのタッチアウト。マリナーズの追加点のチャンスが台無しになった。

私は、ひどいプレーを続けているショーン・フィギンスが、チーム全体の問題をややこしくしているのを知っている。そしてマリナーズへの不満は、明らかに高まっている。

フィギンスはひどい試合をした。それはごまかしようがない。彼は1回の守備でエラーをして、2つの失点のうちの1つを与えるきっかけとなった。そして4回にも、彼はジェリー・ヘアストンの打ったボールを追うのを簡単に諦め、ショートのブレンダン・ライアンが深いところでキャッチしファーストへ投げたが、これが内野安打となり決勝点を取られた。 フィギンスのこのプレーには、この後述べる正当性があるが、それはマリナーズのためにはならなかった。

フィギンスはこの日、4打数0安打、2三振で打率は.190まで落ちた。9回2アウトの場面で、彼は相手のクローザ、ドリュー・ストレンに見逃しの三球三振を喫し、 藁にもすがる思いで見守ったマリナーズファンの期待を裏切った。

9回のフィギンスの打席で、ピンチヒッターでアダム・ケネディを使わなかった理由を早く誰か教えてほしい。エリック・ウエッジ監督は、すでに二人のバッターを代打で使っていたので、ケネディをピッチャーの代打に取っておいたと言った。もしフィギンスが塁に出れば、次はダスティン・アックリーで、ケネディはその後の打者、クリス・レイの代打だった。ケネディ、カルロス・ペゲーロ、クリス・ジメネス以外の控えはいなかった。ウエッジが基本的に考えてたのは、フィギンスに打たせてレイの代打でケネディを出すか、フィギンスの代打でケネディを出し、レイの代打でペゲーロを出すかだった。(私が考えたのは、ペゲーロをフィギンスの代打で出すこと。もっとも、ペゲーロは25打数2安打、10三振とスランプにはまっているが)

なぜそうだったのか、ウエッジは語ってくれた。「最終回、私たちは試合に勝つことだけを考えていた。誰かひとりでも塁に出ることを期待したんだ。もし前の二人が塁に出られれば、フィギンスにバントをさせた。もし最初の一人だけ塁に出てれば、アクリーの前にフィギンスの代打でケネディだった。同点にするなんて考えていない。逆転勝ちを狙ってた。それが理由だ。三人ともアウトになって、うまくいかなかったけど。だけど私たちは、どっちかの道を選ばなきゃならないんだ」

それとウエッジは、未だ苦しんでいるフィギンスについても語ってくれた。「私たちは、彼自身で立ち直えるように応援している。どうなるかわからないけど。そして彼は今、地獄のどん底を歩いていると思う。彼はもっと積極的にならなきゃ。受身でいたらスランプからは抜け出せないよ。自分の信じる道で戦って、もっと積極的になるんだ」

「言うのは簡単だけど、彼は今落ち込んでいる。人は誰でもそういう時があるし、それは気持ちの問題だと思う。時間の問題だよ。彼は抜けだそうとして、本当に頑張っている。今は、はまり込んじゃっているけど」

試合後、フィギンスはメディアの会見に応じた。ヘアストンの打球についてだ。「ピッチャーが投げた球はカーブ、だから僕は、最初にライン側に動いた。だってほとんどの場合、遅い球はみんな引っ掛ける。一回ライン側に動いたら、戻るのは難しい。 だから取れなかったし、グローブも出せなかった。ライアンがアウトにしてくれる事に望みをかけたんだ」

ライアンはこのプレーの時に、彼自身が”少し混乱”したことを認めた。彼はこの事については明言しないが、もしフィギンスがボールを取りに行っても行かなくても、彼自身はアウトにできなかったと言っているように思う。

「一つ言えるのは、もしすべてのことを自分でやろうと思っていれば、やり方は判っている。あのとき僕は、どうすれば良いのか一瞬考えちゃったんだ」

もうひとつの注目点、ウエッジはなぜ2アウトで1塁が開いている状況で、ヘアストンと勝負することを選んだのか?次の打者がピッチャーなのにだ。ウエッジは、「相手ピッチャーを続投させたかった。もしカウント1-0になったら、彼を歩かせた。2-1になっても歩かせた。そして4回にカウントが0-1や1-2になった時が勝負の分かれ目だった。エリックを続投させたけど、もしヘアストンのゴロ、まぁ、簡単に見えるゴロをアウトにしていたら、流れが変わったよ。そうなれば、次の回にピッチャーを変えてた。そしてそのピッチャーに1イニングがそれ以上投げさせた。そうできなかったけど。それが後に響いた。そして最後まで何も起こらなかった。どっちにしても、4回は勝つためには必ず点をとっておかなきゃならなかった」

マリナーズはフィギンスをどうすれば良いのだろうか?優しいウエッジは、リミットを区切っていない。シーズンはもうすぐ半分を終えると言うのにだ。そしてフィギンスは相変わらず.200を切っている。それに、彼は9つもエラーをしている。私たちは、サードを守っているケネディをもっと見たい。そしてフィギンスは、彼の調子を取り戻すためにも、プレー時間を削ってほしい。今マリナーズは、本当に大切な時を迎えている。フィギンスは、残り2年の17百万ドルの契約を結んでいる。しかし今年、彼らは優勝争いができる状況だ。以下の二つの目的は共通している。 フィギンスを助けるためには、彼をトレードするか、試合に出しながらつくり直すしかないのではないか。しかし彼がプレーをするとき、勝つチャンスが少なくなることは明らかだ。

フィギンスは言う。「僕の野球に対する思いと取り組みは、何も変わっちゃいない。僕はそれを乗り越えるために、戦い続ける。最悪の状態を乗り越えれば、良いことがたくさんある」

参考記事:Figgins dilemma is mounting for Mariners Posted by Larry Stone June 22, 2011 at 9:00 PM The Seattle
http://seattletimes.nwsource.com/html/marinersblog/2015399384_figgins_dilemma_is_mounting_fo.html  

2015378012ブレンダン・ライアンは、彼のプレーを絶賛するコーチやファンと同様に、その果てしないエネルギーをどこから得ているのかよく判らない。

彼が判っているのは、子供時代のその「狂人」が、野球のバットを持ってハリウッドエリアにあった家族の家の周りを走り回っていたときからそうだったということ。そして高校生の時は勉強が苦手だったが、再放送のサタデーナイトライブのダナ・カーヴィのものまねでクラスメイトのウケを狙うために、テレビのコメディ・セントラルの「宗教の時間」を勉強していた。

今、ライアンは29才、守備に定評がある二塁手、そして首位を狙うマリナーズの炎の2番打者だ。グラウンドを離れると、4月から伸ばし始めた自転車のハンドルのような形の茶色い口ひげで、ロバート・デ・ニーロのモノマネをしてチームメイトを笑わせる。

「僕が一番重視しているのは、できる限りベストな野球選手でいることと、まわりをできるだけの笑顔にすること」ライアンは言った。「生活の中にユーモアが足りないんだ。毎日笑うのはとても大切だよ。時と場所をわきまないといけないけど、笑顔っていうのは本当に大切なんだ」

しかし彼の情熱とユーモアは、他のことには常に良い影響を与えてたわけではなかった。

ライアンは学校の警告を無視して”くだらないこと”を繰り返した。そして、彼が奨学金で通ったアイダホのルイス-クラーク州立大学で、野球チーム伝説の堅物コーチから最後に追い出された思い出を消し去るのは難しい。

そして昨年12月、セントルイス・カージナルスはシアトルのマイナーリーグのピッチャー、マイケル・コレトとライアンをトレードした。この話の裏には、ライアンはしばしば注意力が散漫で集中力を欠いていたので、チームメイトとしてプレーするのは難しくなっていたという理由があった。

ライアンは、彼の情熱となりたいと思っている選手像が、否定的に受け取られたという事実に心を痛めた。彼は悩んだ末にシアトルでやり直そうと決め、一生懸命練習した。そのクラブハウスの面白い男は、試合に勝つことに情熱を注ぎこむ時は真面目だ。

「もっと、責任感をもつようにしているんだ」ライアンは言う。「僕はここで、自分自身をうまくコントロール出来ている。今までも出来ていなかった訳ではないけどね。マリナーズは、僕を受け入れてくれた。そしてここがどこであれ、とてもリフレッシュできている。」

「彼らは僕が何者かに関係なく、僕を愛してくれて、情熱を受け入れてくれる。本当にやりやすいんだ」

2007年と2008年の2シーズン、セントルイスでライアンとチームメイトだったマリナーズの内野手アダム・ケネディは、彼は昔と変わらず面白い男だと言った。しかし、一つだけ変わった。

「彼には違う責任があるということを理解したんだ」ケネディは言う。「ロビー(・トンプソン、マリナーズ内野コーチ)とウエッジ(エリック・ウエッジマリナーズ監督)は、彼とじっくり話し合った。もしショートの守備に就きたいなら、責任感がないとダメだ。それがあれば自然とそうなるって」

責任感。ケネディはそれについて、例を上げて説明してくれた。 

「あの時、今シーズンのはじめ、ウエッジは彼を試合に出さなかったことがあった。なぜかというと、彼がリーダーの役目をきちんと果たしていないと感じたからだ」ケネディは言う。「その時初めて、チームのショート選手としてリーダーシップを取るということを理解したんじゃないかな」

「彼には自由気儘なところがある。それを少し締めれば良いんだ。若い選手がたくさん上がってきたから特にね。どのチームもいろんなタイプのリーダーが必要だけど、彼はリーダーのお手本だ」

ライアンはその新しい役目を受け入れた。彼は子供の時、注意欠陥障害(ADD)と診断されていたが、2008年に公になったあと懸命に治療を続けているのは、良いことの一つだ。

コンディションに関連付けられることがしばしばあることが、ライアンがその事をあまり話さない主な理由だ。両親は、彼に治療を受けさせた。しかし彼は、薬を飲むのをやめた。なぜならそれは、彼の胃に激痛を与えたのだ。そして”これ以上ユーモアの無い人生なんて嫌だ、窮屈すぎる”と思った。

しかしライアンは、みんなが彼のADDに気づくと、それをグランドでのプレーのすべてに結びつけてしまうのではないかと恐れていた。そしてライアンは、それは関係ないと言う。彼は手の動きに集中できるし、注意しているのは、自分をコントロールしミスを犯さないことだ。

 「それは僕には好都合だ」彼は言う。「それは、グラウンドでの僕を間抜けに見せる。そして僕は、より頭脳的な選手の一人であることに、プライドを持っている」

「何かに例えるとすればさ、君はこの事を取材して、それを完全に理解した。君がそのショート選手だとして、取材をしていない誰かが、”あぁ、そうだ。奴がどうしようもないADD野郎さ” なんて言ったら、その通り、そいつは大馬鹿野郎だ!」

違う面から彼を見てみよう。彼のADDの症状は年齢と共に軽減し、自分の経験によりコントロールできている。彼を知っている人が言う彼の一番良いところは、グラウンド上ではいつもすごい集中力でプレーするが、それ以外では一転、愉快になるところだ。

「彼は自分自身を客観視できるんだ」彼の12歳からの親友で、ロス・アンジェルスのノートル・ダム高校のかつてのチームメイト、リー・ジョンソンは言う。 「彼が一部の人達から誤解を受けるだろうことは、判っている。彼のユーモアを歓迎しない人たちから。おそらく彼らは、彼が注目を集めたいのか、ただの我侭だと思っている。彼はエンターテイナーで、みんなを愉快にしたいだけなんだ。一度彼のことを知れば、好きにならずにはいられないよ」

ジョンソンはライアンが人生を楽しんでおり、一緒にファンタジー・フットボールを何時間もすることがあり、”野球をしている時と同じくらい真剣”な姿をライアンは見せる。

数年前、ジョンソンと彼の婚約者は、ライアンと彼のガールフレンド、シャリンと一緒にディズニーランドへ行った。彼らはローラーコースターに乗ったりしながら一日を過ごした。間もなくライアンは、ユニバーサル・ライフ教会でのジョンソンの結婚式で、司祭者をやってくれないかと言われた。ライアンの宗教的な理解度は問題ではなかった。

「彼らは、僕たちになにか手伝えることはないかと聞いてきて、僕たちはブレンダンがぴったりだと思った。だって彼は可笑しくて、チャーミングで、話しもうまいから」ジョンソンは言った。「彼は完璧にこなしたよ。そしてみんなが彼を好きになった」

ライアンは4人兄弟の末っ子だ。彼のすぐ上の兄弟が生まれてから12年がたっていて、両親は40才手前だった。彼は生まれたとき10ポンドで、父のジムは彼を"ブーグ"と呼んだ。太ったボルティモア・オリオールズの一塁手ブーグ・パウエルになぞらえたのだ。

彼の二人の姉と兄はライアンが6歳の時に引っ越した。しかし彼の兄、42歳のポールは
"ブーグ"を息子同然だと思っており、とても親密にしている。

赤ん坊の時、乳母車の中の
"ブーグ"はとても賑やかで、両親はガラガラを取り上げ、彼にダメージを与えた。そして代わりに、彼がどこでも遊べるようにピンポンボールを与えた。ひとりで外に出るようになると、ライアンは裏庭でボールを壁に投げるか、おもちゃのバットを振りながら何時間も過ごした。

"ブーグ"はまた、人を笑わせることにも優れていた。

彼の兄は感謝祭の夕食の時、彼をハリー・キャレイに変装させた。そしてちっちゃなライアンは、テーブルの下でパフォーマンスをしたのだ。

「僕は恥ずかしがり屋だと思う。そうしたのは、たぶんそれが最初で最後」

引っ越した後でも、彼の兄は友達を裏庭のバーベキューに呼び、ライアンはコメディアンのクリス・フェアリーの芝居
"Weekend at Bernie's" や"Down by the River"の死人の扮装をした。これらの古い友人は、彼ら自身のことを、”ブーグ中毒”と言い、時々みんなで集まってテレビを見ながらライアンを応援している。

「ブレンダンはみんなを笑顔にしたいんだ」彼の兄は言う。「彼の気分を良くしたいのなら、みんなの笑顔を見せればいいんじゃないかって思うよ」

しかし一旦野球の試合が始まると、 彼はいつも「ジキルとハイド」のように、グラウンドで最も激しい男になる。

ライアンは南カリフォルニア大学と他のもう一校に合格していたが、SATの成績証明書の発行の遅れによって、彼はすぐに奨学金を受け取ることができなかった。

彼は最後的に、ルイス-クラーク州立大学を選んだ。なぜなら彼は、アイダホ州ルイストンのキャンパスを気に入り、そこのNAIA最強チームで長いことコーチを務めているエド・チーフは名声を博していた。

しかしライアンは、 とても厳格なチーフとプレーするのは”不適格”だと感じた。ライアンは上手くいっていた2003年も含めて、違反行為でチームに何回も迷惑をかけている。しかし幸運なことに、その直後ドラフト7巡目でカージナルスから指名を受けた。

チーフは34シーズンを過ごしたあと、昨年引退した。彼はライアンに、彼の成功を見ることができて幸せだと手紙を送った。しかしライアンは、返事を書いていない。彼は引っ越したとライアンは言った。

ライアンは2009年にセントルイスで打率.292を打ったとき、迷惑だとか目障りだとか言われていなかった。しかし昨年、彼はシーズン前に手首の手術を受け、打率が.223まで急落した。その時、その様な話が浮上した。

家族はライアンと同じように唖然とした。

「それについては、たくさん考えた」彼の兄は言った。「彼があまり真剣にやっていないと思う奴らがいて、少し虐めたりするんだ。そして彼らは離れていく。そして実際、彼らはそうした」

ポール・ライアンは、彼の弟を取り巻く状況が変わった事を喜んでいる。彼はライアンがウエッジと話し合いをしたあとにかけてきた電話で”ウエッジ監督から、レギュラーとして活躍してリーダーシップを発揮して欲しい”と言われたと話した時のことを忘れていない。

「ブレンダンは、もの凄く喜んでいた。彼は本当にその役割をもらったんだ」

ライアンは常に、その情熱を良いプレーをするために費やしている。彼の打席の姿勢と仕事中の目は、まるで”静か”だ。 最近のスランプにも関わらず、ライアンの打率は.251、チームで最多の三塁打を打ち、守備にはますます磨きがかかっている。

「今の彼は最高だ」ウエッジは言う。「彼の情熱と熱意は、みんなに伝わっている。そしてみんながそれを見習っている」

ライアンは、恐怖の口ひげとプリントされたTシャツを着ている。ケネディとチームメイトが、二人がセントルイスで着ていたような、他のチームの景気付けのシャツをまねて作ったのだ。

「まだまだ、これからだよ」ライアンは言う。

オーナーが何というかわからないが、噛めば噛むほど味が出てくる口ひげTシャツ男、ライアンはこのチームに長くいる事になるだろう。

参考記事:Mariners' funnyman Brendan Ryan has taken to his role as team leader By Geoff Baker Seattle Times staff reporter
http://seattletimes.nwsource.com/html/mariners/2015378590_mari21.html

5最も打ちにくいピッチャーは、自然で冷静な目を持っている。そしてクローザのほとんどは、彼らが出てきた時その試合を完全に終わらせる。

シアトル・マリナーズのクローザ、ブランドン・リーグは今シーズン72試合で20セーブ、アメリカンリーグのトップだ。彼はタトゥーをし、モヒカン刈りのようなヘアースタイルをした変わり種だ。チームメイトからは、彼の96マイルのシンカーは恐れられている

そして彼は、人形で遊ぶのだ。

普段は球場にいるリーグも、オフになれば優しい父親だ。バービー人形に洋服をきせ、結婚式ごっこを手伝い、貴重な休日には “Mr. Popper’s Penguins”を見て楽しむチャンスを与えられるのだ。

リーグと彼の妻サーシャには、二人の娘がいる。6歳のスカイラーと4歳のレキシー、来月3人目が生まれる予定だ。

明らかに彼は娘たちを溺愛している。

「彼女たちは、僕に違った視点を与えてくれる。一緒に出かけて、たくさん遊ぶんだ」リーグは言う。「彼女たちは、人形に興味があって着せ替えをしている。あと、ごっご遊び」

ごっこ遊び?

「彼女たちは、お姫様ごっこが好きなんだ。結婚して、結婚式をあげる」

この男には、これらの女の子の遊びは、彼がセーブを連発することに寄与しているのだろうか。

「もちろん」リーグは答えた。

クローザーのイメージにはあわないけど、リーグは彼の気持ちの安定に家族が協力してくれていると言う。彼は先月のセーブ失敗を、彼の子供たちが吹き飛ばしてくれたといった。「彼女たちは、僕が野球選手だって知らないんだ」

「彼女たちと過ごす時間は、ほんと僕の精神状態を助けてくれる」

彼はマリナーズのクラブハウスで、手を振りながら言った。「これは大真面目なことなんだ」

リーグは、怪我をしているデービッド・アーズマの代わりに、アメリカンリーグ西地区の最下位と予想されたシアトルの臨時のクローザーとして今シーズンを迎えた。 

 開幕前まで、メジャーリーグで234回リリーフをしてきた彼は、その時8セーブを挙げていた。

彼のキャリアのほとんどはセットアッパーだ。 リーグは主に二つの球種を使っている。鋭いシンカーと、急速80マイル前後のスプリットフィンガーファストボールだ。時々ダッグアウトから、間違ったことが聞こえてくる。

「彼が足元まで落ちるボールを投げたら、君は”あれが彼のスプリッターだ”って思うだろ」アーズマは言う。「その時スコアボードを見てごらんよ、96マイルって出ているよ。そう、あれはシンカー。ブランドンは、最後に出ていって、ちゃんと締めくくるんだ。彼は最高だよ」 

マウンドから離れれば、彼はチームメイトと自由な雰囲気で過ごしている。彼が帽子をかぶっていないとき、長髪のモヒカンは彼らに衝撃を与えるが、彼が裸でいるときのタトゥーはとても魅力的だ。

「彼はサーファーだよ」仲間のピッチャー、ショーン・ケリーは、ふざけて言う。

リーグは、シーズン最初の9回のセーブ機会を完璧に抑えた。しかし 試合を無事締めくくるには、みんなの協力が必要だ。

「それの鍵はいかにタフでいられるかってことだ、タフじゃなきゃ」エリック・ウエッジ監督は言う。

リーグは、彼を壊した今シーズン6日間 の苦悩は、意味があったと思っている。

5月8日の対ホワイトソックス戦、リーグは2-2の9回から登板し、10回にスリーランを打たれ、試合に負けた。

その日、マリナーズは16勝19敗となった。

移動日をはさみ、ボルティモア。マリナーズはボルティモアとの3連戦。その後は引き続きクリーブランドと3連戦だった。

「人生最悪の旅だった」リーグは言った。

普段リーグは、シャーサと娘たちを帯同する。その時はサーシャが妊娠してたので、彼女たちはついてこなかったのだ。

オリオールズ戦の第1戦、マリナーズは13回にリードを奪い、リーグが登板したがセーブに失敗し試合に負けた。

第3戦、マリナーズは12回にリードしたが、リーグはツーランホームランを打たれ、セーブできず試合に負けた。 

「何人かは、そんなこと忘れちゃったと言ってくれた。 でも、俺は忘れちゃいない」

クリーブランド戦で、マリナーズは9回にリードしていた。ウエッジは、リーグを登板させツーアウトをとった。その後、トラビス・ハフナーに、サヨナラツーランホームランを打たれた。。

2日間の雨に感謝したい。 それは、リーグのためだった。

チームが16勝23敗から、5割復帰が見えてきた時、リーグはそれまでの多くのセーブ機会から4試合だけ落としていた。

ウエッジはクローザーを数日休ませ、そして、彼は以前の彼に戻っていた。その後リーグは、11機会で11セーブを挙げた。

何が変わったのか?

「なにも」リーグは言った。「同じ投球だよ。たぶん場所がよかった。ゴロになって、運が良かった。自信を亡くしたわけじゃなくて、ちょっと精神的にどうかしていたんだ。みんなが聞くんだよ。次の遠征で、もし僕がその時より気分がよかったら・・・」

リーグは笑う。

「まったく」彼は頭をかきむしりながら言った。「君がセーブを吹っ飛ばし、試合に負けて、覚えていたら、もう一回対戦してやり返したいだろ」

5月30日と31日のセーフコ・フィールド、マリナーズとオリオールズは再び対戦し、シアトルはこの2連戦に連勝した。リーグは両試合ともセーブし、マリナーズは5割まであと2勝に迫った。

今、リーグの20セーブはフェニックスでのオールスターゲームへの出場のチャンスだ。だけど、それは家族の問題を引き起こす。サーシャは7月20日が予定日だ。しかし二人は7月13日、試合のない日に誘発剤を使うことを決めた。リーグは立ち会う予定だ。

もし、28歳で初めてのオールスターでクローザーを務めたら、気分はどう?

「まだ、考えられないよ。僕達の新しい赤ちゃんといっしょだろうね。どうなるかなんて、知りたくないよ。どきどきするのが好きなんだ」

参考記事:Look a little closer at Mariners' Brandon League LARRY LARUE; STAFF WRITER The News Tribune 
Published: 06/21/1112:05 am | Updated: 06/21/11 6:30 am
http://www.thenewstribune.com/2011/06/21/1714228/look-a-little-closer.html?storylink=rss  

JasonVargasShutout突如として競争力のある野球チームとなったシアトル・マリナーズが、日曜日の超満員のセーフコ・フィールドに集まった人達だけのものだなんて勘違いはしないでほしい。

確かによく入った。しかしダイアモンドにいたフィラデルフィア・フィリーズの存在が、この週末の観客数にかなり影響を与えていた。

君たち、そしてマリナーズファンは、特にブレンダン・ライアンの魅力を知っているだろうか?日曜日に彼のチームが2-0で勝利し、最強のフィリーズに2勝1敗と勝ち越したとき、君たちはどこで何をしていた?

「生きた心地がしなかった」いつも陽気なライアンは、今シーズン2度目の超満員45,462人の観客が入った雰囲気をそう語った。「これが続いてほしい。まだ関心のないファンが、もっと興味をもつ大きなきっかけになればね。みんなが何を期待しているのかわからないけど、最強のチームに勝ち越すことができた。僕はそれで充分だ」

本当にみんなシアトルにいるの?

フィリーズファンは彼らのエース、ロイ・オズワルトとハメルズをこの週末見ることができた。相手はマイケル・ピネダとフェリックス・ヘルナンデスだった。彼らは同様に、ナショナルリーグで有数の危険なラインアップに立ち向かった。

赤に覆われたファンが死んだ様になった時、それはこの週末、切札のジェイソン・バルガスがマウンド上に立ちはばかった時だった。そしてマリナーズは超満員のセーフコの観客の前で、アメリカンリーグ西地区のトップに再び0.5ゲーム差に迫った。

「フィリーズファンもいっぱい来てたね」ライアンは言った。ビジター側のサポーターも、大勢駆けつけていたのは判っていた。 「でも僕には、マリナーズファンがついていたから、あまりフィリーズファンは気にならなかった」

物静かな男バルガスは、今シーズン2度目の完封。僅か3本のシングルヒットと完璧な内容だった。

「ストライクを投げただけさ」今日の投球について聞かれた彼は、明確に答えた。

彼は5人の打者から三振を奪った。しかし最も重要なのは、バルガスが自分の投球をして、フィリーズ打線を寄せ付けなかったことだ。マリナーズ守備陣も堅実な守備で彼を盛り立てた。

バルガスは1回に、この試合で唯一と言っていいピンチを迎えた。チェイス・アトリーから三振を奪い2アウトランナー無しとなるはずだったが、ミゲル・オリボが後逸、アトリーは振り逃げで1塁に進んだ。

次の打者、ライアン・ハワードにシングルヒットを許し、その後ワイルドピッチ。ボールはオリボの股間を抜け、2アウトランナー2,3塁となり、バッターボックスにはベン・フランシスコを迎えた。

フランシスコはレフトへ浅いフライを打ち上げ、これは本当に浅いフライだったが、グレッグ・ホールマンが滑りこみ、半身でキャッチした。フィリーズはこのチャンスに得点を得られず、この回は終了となった。

そしてそれから、日曜日のバルガス劇場が始まったのだ。9回2アウトでハワードにヒットを打たれるまで15人連続でアウトを取った。その時エリック・ウエッジ監督が、この試合を終わらせる予定の左腕と話をしにマウンドへ向かった、畜生!!

監督は彼の目に闘志を見た。ライアンによると、バルガスの周りに内野手が集まったとき、バルガスとウエッジは少ししか話さなかった。 

「彼に余計なことは聞かなかった」ウエッジは言った。「私は一言だけ、”これはお前のゲームだ”って言った」

彼は「終わらせるのは、俺たちのゲームだ」と答えた。

観衆はハワードの打席中、立ち上がって声援を送り、ウエッジがダッグアウトにもどると、より大きな歓声が湧き上がった。ブランドン・リーグは、まだブルペンにいる。

「カール(・ウィリス投手コーチ)が行かなかったのには、理由があるんだ」ライアンは”素晴らしい”という言葉を6回も使って、ウエッジがマウンドに来たときのことを語った。「(ウエッジは)自分で伝えたかったんだと思う。”お前を信頼している。終わらせちゃえ、これはお前のゲームだ”って」

ハメルズとバルガスの対決は6回裏まで0-0、その回マリナーズが2本のラッキーなヒットで先制した。 

ワンアウトでイチローが強い当たりを一塁手のハワードに向けて放ち、その打球はイレギュラーしてイチローは生き残った。シングルヒットが記録された。

ライアンはショートゴロを打ち、イチローは投球中にスタートを切っておらずダブルプレーかと思われたが、ジミー・ローリンズはファーストに投げただけだった。ライアンはアウトになったが、イチローはスコアリングポジションに進んだ。

ジャスティン・スモークは、フィリーズの内野手の頭上を超える目の覚める様なヒットをレフトへ放ち 、イチローはホームへ帰還、この試合の先制点をあげた。

他にもマリナーズは7回、ダスティン・アクリーが三塁打を放ち、続けてピンチヒッターのアダム・ケネディがシングルヒットをレフトのマイケル・マルティネスに放ち、2点目を入れた。

ハメルズは、集まった大勢の観客のホームチームへの盛大な応援の前に、マウンドから引きずり下ろされた。これだから野球は面白い。

「彼らは我慢強い。今年みんなは、本当に良いプレーを見せている」ウエッジは言った。「彼らはお互いに刺激しあい、私たちは良いエネルギーを持って、良い方向に進んでいる。彼らは本当にいい選手だ。これから先、彼らはどんどん成長する姿を見せてくれるよ」

声援を送ろう。そして君たちがチームにすべきことは、望みすぎず、信じ過ぎずだ。彼らは今、勝っている。アクリー、マイク・カープ、グレッグ・ホールマン、若くて才能溢れる彼らがここにいて、貢献している。投手陣も依然好調だ。

君たちが家にいて、彼らがいつまで好調を維持することができて、いつまで優勝争いができるかを考えるのも良いかも知れないが、実際に試合を見て、彼らがいつまで好調を維持できて、優勝争いができるのかを考える方がもっと楽しいと思わないか?

「僕たちは、お互いのためにプレーしている。しかし同時に、スタッフのためにプレーして、この街のためにもプレーしているんだ」ライアンは言った。「僕たちは勝ちたいんだ。去年なんか関係ない。僕はここにいなかったし、去年ここにいなかった人はたくさんいる。新しい年で、僕たちはやるべき事をする。感情的な問題は何も無い。素晴らしい環境だよ。それらは、すべて積み重ねたものさ」

せめて日曜日は、球場に応援に行こう。

参考記事:M’s take series from Phillies, Brendan Ryan wonders what you’re waiting for Posted by Christian Caple Seattle Mariners blog seattlepi.com
http://blog.seattlepi.com/baseball/2011/06/19/ms-take-series-from-phillies-brendan-ryan-wonders-what-youre-waiting-for/

シアトルのエリック・ウエッジ監督はカストの復活を信じていない訳ではない。

ウエッジは、突然マリナーズの25人ロースター枠に現れた若い打者の中で、彼が打席に立つのは難しいと語った。そして日曜日、DHのジャック・カストはまたもやメンバーを外れた。彼は火曜日からプレーしていない。

マイク・カープが8番DHだ。

「彼は、私が彼を使おうとあれこれ思案していることを知っている」打率.214、2本塁打、19打点のカストについて、ウエッジはそう語った。「今、彼がたくさん打席に立つ機会はないね。彼の姿勢は素晴らしいよ。今も前とかわりなく練習熱心だし、私は彼を諦めていない。彼のバットが必要なときがかならずくる。まだ先は長いし、その時が来たら、彼にはやってもらう」

その時が来たら、最近上がってきた、マイク・カープとグレッグ・ホールマンはそのまま使うのだろうか。そしてもし、DHにアダム・ケネディを置くとしたら、カストが打撃のキープレーヤである事を証明するチャンスは多くない。

私たちは土曜日、ウエッジには最近この類の話が多くなっていると書いた。とりわけ、カストとジャック・ウイルソンについてだ。ウイルソンは、ダスティン・アックリーがセカンドに来てから、控えに甘んじている。

これは、贅沢な悩みだ、たぶん。しかしそれは、カストとウイルソンに充分なプレーの機会がない事に対し、ウエッジが何か楽しんでいるということではない。

「難しいね。私はこのロッカールームにいる選手たちを尊敬している、すべての選手をだ。だけどベテラン選手たちは、今までずっとプレーしてきてきた。彼らには特別な尊敬の念を持っている。なぜなら、明らかに彼らは長い間メジャーリーグでプレーして結果を残してきたんだから、それは尊敬に値するよ。しかしはっきり言えるのは、チームの為、逆にそれぞれの選手のため、何がベストなのかという両方の目線で見なければならない」

元記事:Wedge ‘not giving up’ on Cust, though he sits again Posted by Christian Caple on seattlepi.com
http://blog.seattlepi.com/baseball/2011/06/19/wedge-not-giving-up-on-cust-though-he-sits-again/

5今シーズン、シアトルマリナーズの外野手は、ルーレットの様にくるくる変わる。そして、ゴールドグラブのセンター、フランクリン・グッディエレスは回復して戻ってきたが、打率.184と振るわない。

土曜日の試合、センターにはグッディエレスに変わり、新人のグレッグ・ホールマンが入った。

「フランクリンは苦しんでるね。ちょっと、タイミングが狂ってる」エリック・ウエッジ監督は言う。「彼に必要なのは、 もうちょっと強気に、そして落ち着いて打撃に集中することだ」

「案ずるより産むが易しだ。だけど今は、技術的にも少し問題あるね」

グッディエレスは4月と5月の半分を胃の病気で欠場し、 今もまだ薬を飲んでいる。そしてシーズンが始まって2ヶ月半、シアトルの外野は進化中だ。

マリナーズでは今シーズン、ミルトン・ブラッドリー、マイク・カープ、グレッグ・ホールマン、ライアン・ランガーハンズ、カルロス・ペゲーロ、マイケル・ソーンダース、マイク・カープの7人がレフトの守備についた。

センターには、グッディエレス、ホールマン、ランガーハンズ、そしてソーンダース。

ライトは、イチロー、ウイルソン、ランガーハンズ、そして、ペゲーロだ。

誰もが、グッディエレスの帰りを待っていた。そして、 彼の守備は戻ってきたが、依然打撃ではスランプのままだ。誰かが監督に”グッディエレスは、まだスプリングトレーニングの最中なのか?”と聞いたとき、彼はクビを横に振った。

「スプリングトレーニング自体は上手く行ったと思う。だけど彼は、去年から今年のスプリングトレーニングにかけて、とても厳しかったよね。確かにそれが、彼のプレーに影響を与えてる」

「それが、彼の打撃面に本当に響いている。彼は今、戦っているし良くなろうとしている。我々にはそれを回避する道は無い。彼は良いバッターで、良い選手だ。彼は今、抜けだそうと必死に努力しているし、彼には打撃でも貢献してもらわないと困るんだ」

不満なんかない

今シーズン、何人かの選手がスランプに落ち込んだか、落ち込んだままだ。 ウエッジは、彼が選手達の不興を買っているのではないかと、悩んだことがあった。

「今、私はそうは思わない。たしかに、選手の入れ替えは激しいけど、誰も不満なんか無いと思う」
「私はこの25人の選手たちを信じている。私が何を考えてそうしているのか、彼らにはよく話している」
「それは、私が独裁的だとか、他の意見を聞かないとかではない。だけど、一回決めたら、その方向に向かって、前に進むだけだ」

それはいつまで?

ショーン・フィギンスは金曜日、彼が打席に立つたびにブーイングを浴び続け、そして土曜日のラインアップでは、アダム・ケネディと入れ替わった。彼は今シーズン初のサード守備だ。 ウエッジはこれが、1試合だけなのか、これからもっとあるのかは明言しなかった。次の火曜日ワシントンDCでのナショナルズ戦まで、フィギンスがスターティングメンバーに選ばれなくても、驚いてはいけない。
ミゲール・オリーボは11本のホームランを打ち、トロントのJ・P・アレンシビアに並んで、キャッチャーでメジャーリーグトップタイである。うち9本は、ここ25試合で記録した。

元記事:Outfield still waits on Gutierrez's bat LARRY LARUE; STAFF WRITER Published: 06/19/1112:05 am Sunday, June 19, 2011 The News Tribune

http://www.thenewstribune.com/2011/06/19/1711906/outfield-still-waits-on-gutierrezs.html?storylink=rss 

  

 

DustinAckley1stHitダスティン・アクリーのメジャーリーグデビューの時、監督からの具体的な指示は無かった。彼のボスは、余計なプレッシャーがかかるのを避けたかった。

彼の両親、兄弟、婚約者、将来の義理の父、そして何千ものマリナーズファンが熱心に見守る中で、2009年ドラフト全体2位指名の二塁手は、第一打席にロイ・オズワルトからセンターへ抜けるシングルヒットを放った。アクリーは事前に、エリック・ウエッジ監督から、結果を恐れずに打席で楽しんでこいと言われていた。

「彼は、”4打数0安打でも4打数4安打でも、気にするな。だから、あまり緊張するなよ”みたいな事を言ってくれた」アクリーは言った。「僕をセカンドのレギュラーで使いたい。もし疲れているようにみえたら休ませるけど、そのへんは彼が考えるって言ってた。でも彼は、僕にできるだけプレーさせたがっていると思うし、僕もそうしたい」

アクリーは、一年以上前に外野手から二塁手に転向した後の何時よりも、今が一番守備が上手くなっていると感じている。

「今年既にたくさんのダブルプレーをとってる。いろんなシチュエーションでね。上手くなったと思うよ、自信はある」 

スモークの新たな役割

もう一人のマリナーズの若手、一塁手のジャスティン・スモークは、新たな挑戦を与えられた。初めて4番に座らされたのだ。スモークは第一打席で、シングルヒットを放った。後の打席では、大きめのポップフライを一塁側ファウルゾーンに打ち、二塁手のチェイス・アトリーに取られたが、犠打となり1点取ることができた。

ウエッジは、スモークを4番にしたことについて、打線のバランスを考えてそうしただけで、余計な詮索はしないで欲しいと言った。

「スモークについては、彼はまだ4番にするのは早いから、今年は絶対4番にしないって考えてた」ウエッジは言った。「でも、彼を強打者に育てるための、とてもいい機会がきたのではないかって思ったんだ。それと、3番や5番の時と比べて、彼自身がどう変わるのかも見たかった。見てて楽しかったよ。3番で良いヒットをうち、5番でいい働きをした。4番での彼に期待だね」

NOTE

・アダム・ケネディは金曜日、指名打者で出場した。ウエッジは彼を、指名打者、一塁手、二塁手、三塁手でチーム状況によって使い分けるが、アクリーがレギュラー二塁手だと言った。

 ・ジャック・ウイルソンは今、遊撃手と二塁手の第一バックアップである。

・ラウル・イバニェスは2008年のシーズン後、フリーエージェントになり、マリナーズからフィリーズに移籍したが、その後初めてのセーフコ・フィールド凱旋である。イバニェスは、昨年のオールスター休暇も過ごしたこの街でのことを、とても懐かしく思っている、と語った。

参考記事:Mariners plan to play Ackley every day at 2nd By Geoff Baker Seattle Times staff reporter The Seattle Times
http://seattletimes.nwsource.com/html/mariners/2015353909_marinotes18.html?syndication=rss

2015343306水曜日、タコマの9回表の攻撃が始まろうとしているとき、ダスティン・アクリーは彼自身がマリナーズに呼ばれたことを知らなかった。

そしてレイニアーズのダレン・ブラウン監督は、その時サードのコーチャーズボックスにいた。

レイニアーズは盛り返していた。トレーナーは急いでマリナーズからのメッセージをブラウンに伝えた。ブラウンはチーム期待のプロスペクトが怪我をすることを恐れ、打撃の準備に歩いて行ったアクリーの代わりに、急いでライアン・ランガーハンズを送った。 

ブラウンは彼を呼んだ後、尋ねた。「なぜ、自分がさげられたのかわかる?」

「たぶん」彼は、北キャロライナ訛りでこたえた。

ブラウンはそのニュースを伝える前に、アックリーを少しからかった。

「マウンドの彼は、凄い球投げてるね」 ブラウンは彼に言った。「95~99マイルは出てる」

「本当に」アックリーは微笑みながら言った。

ブラウンはその時アクリーに、木曜日シアトルへ行けと伝えた。

「彼は落ち着いてた。驚いた様子もなかった」「だけど彼の顔をみたら、とても興奮しているようだった」

待望の登場をするアクリー、2009年ドラフトの全体2位で、スティーブン・ストラスバーグの次だった彼は、マリナーズファンをはじめとするメジャーリーグファン注目の的だ。彼は、金曜日のフィリーズとの交流戦の前にセーフコフィールドに合流する。ブラウンは彼が「もっている」と信じている。

「彼が打席に立った所を見てごらんよ。じゃまにならないように」ブラウンは言った。「だけど、僕らは違うレベルの話をしてるな。彼は緊張するだろうね。彼がメジャーリーグに行って、メジャーの観客の前でどうなるかなんて、こっち側にいる人間にはわからない。 みんなそれをを通過して言ったんだ。僕が思うに彼は、それを上手くコントロールできるタイプだ。アジャストする必要があるけど、彼なら大丈夫」

メジャーでのアクリーの懸念は、プロになってからはじめたセカンドの守備だ。2015342774

「彼の打撃を疑問に思ったことはない」ペドロ・グリフォール、マリナーズ・マイナーリーグ統括責任者は言った。

アクリーは4月に打率.211という苦難を迎えたが、その後打率.352、二塁打14本、三塁打3本、7本塁打、28打点と盛り返し、通算で打率.303、出塁率.421を記録した。アックリーは左打者だが、対左投手で打率.299、対右投手で打率.304である。

「彼は打席で対応できる。遠い球でも、近い球でも」ブラウンは言う。「彼は空振りしないんだ」

アクリーは、パシフィックコーストリーグ最多の55四球を選んでおり、三振は僅か38だ。

「彼の打撃を見るのは楽しいよ」「打席にたったら、打てないボールは殆ど無い」

スカウトのアクリーの守備に対する評価は様々だ。いくつかの憶測は、彼は最終的にセカンドの守備から退くのではないか、というものだ。しかしマリナーズは、メジャーでも彼はそのポジションに挑むと感じている。水曜日のフレゾノで、アクリーは4回にポップフライを落とし、36試合連続無失策記録は途絶えた。

グリフォールが一番最近彼と話したとき、アクリーは彼にこう言った。「私は二塁手が気に入ってます」それは、順風満帆では無かった。彼は、ノースキャロライナ大学で外野手や一塁手をやった後だったので、転向は大変だったのだ。

「これはダスティンが努力した結果だよ。みんなは、彼がこれを手に入れるためにどれだけ努力したか知らない。リーグが終わって、みんなが家に帰ったあとアリゾナには誰も居なくなる。彼はそこに残ってたんだ。彼の性格やキャラクターがそこにある。彼の時間がきたんだ。メジャーに行って、みんなに見せつけてほしいよ」

一ヶ月前、マリナーズの内野インストラクター、ダレン・ガーナーはアクリーの個人指導をした。それは、マリナーズのベンチコーチ、かつてのゴールドグラブ二塁手、ロビー・トンプソンにシアトルで引き継がれる。

彼は、アメリカンリーグ西地区で首位から0.5ゲーム差で始まる金曜日のシアトルで、他のマリナーズの若手選手と再会する。かつてのタコマのチームメイト、ジャスティン・スモーク、グレッグ・ホールマン、カルロス・ペゲーロ、マイク・カープそして、マイケル・ピネダだ。

「明らかに、若い選手は貢献している。そして私たちは、もっと彼らが頑張ってくれると思っている。そして、首位に立てればいいね」マリナーズのジャック・ズレンシックGMは水曜日に語った。

「彼のことは、知っている。彼がどんな人物か知ってる。彼はすぐに溶け込むよ。彼らは良くしようと頑張っているし、準備もできている。そしてもっと良くなるだろう。私は彼らを信じてる」

ダスティン・アクリー 
二塁手 
23才
2009年ドラフト全体2位指名で入団
身長6フィート1インチ
体重185ポンド 
左打ち 
ダスティン・アクリーは今シーズンマリナーズからデビューする6人目の新人である。

参考記事:Mariners believe Dustin Ackley is ready to make major leap By Larry Stone Seattle Times staff reporter The Seattle Times
http://seattletimes.nwsource.com/html/mariners/2015342720_mari17.html?syndication=rss

シアトルマリナーズのエリック・ウエッジ監督は、水曜日のラインナップで新たなアイデアを生み出した。

DHには、ホームランの打てる選手を置かないと。

新人強打者カルロス・ペゲーロ、彼の一か八かのバッティングは29試合で打率.222、ホームラン5本を記録した。水曜日のエンジェルス戦で4番に座る。

「攻撃が上手く機能するように、いろいろ考えているんだ。」ウエッジは言った。そうだ、やってる。
「これらの若い選手をラインナップの真ん中で使おうと思っている。彼(ペゲーロ)がそこにいたら、驚異だろ」

ウエッジは真実を言っている。ペゲーロは今シーズン出場した試合が半分以下にもかかわらず、ホームラン数はチーム3位タイだ。

そして、彼らのクリーンアップは、一発が定期的にでる信頼性には程遠い。ジャック・カストは53打数19安打2本塁打と充分な打点を稼いでいない。

統計上、最悪なのは、baseball-reference.comによると、マリナーズのクリーンアップは、今シーズン4本塁打しか打っていない。

ミゲール・オリーボ、彼は時々クリーンアップに入り、今シーズン10本塁打を打っているが、 ウエッジは通常、対右投手に対して4番では使わない。アダム・ケネディ、彼は、ペゲーロと同じ5本塁打を打っており、右投手の時クリーンアップにすわる。しかし、彼は毎日出場できる選手ではなく、そしてホームランの驚異を与えるほどでももない。

そして、ウエッジはチームのホームラン王、ジャスティン・スモークが4番打者に向かない事をずっと述べている。

基本的な考え方について、ウエッジは言う。

「私は、前向きに挑戦して起こった事については何も心配しないことにしているんだ。私が今言いたいのは、もっと積極的になって、チャンスを掴む事に対し恐れるなと言うこと。そして私は、みんながそうできるかどうか興味深く見守っている。出来ることをするのと、積極的になること、この二つは違う。私たちは、この両方を行うことに挑み続けなければならない。そして、彼らがそうするために努力し続けているかを。私は、私たちが前に進むために、それをやり続ける」

三塁手ケネディ

水曜日の試合の前に、ケネディは三塁の守備練習を、ベンチコーチのロビー・トンプソンと共に行った。この面白い試みは、今シーズンまだ姿を表していない。

これは、3Aタコマのダスティン・アックリーがメジャーによばれた時のケネディのポジションに間違いないだろう。しかしこれはアックリーが、今シーズン最も安定したバッターであるケネディから二塁手のレギュラーの座を奪うことを意味する。マリナーズが彼をラインナップに残したいなら、この試みを成功させなければならない。

最も確かなことは、ケネディは三塁手ができるという事だ。彼はキャリアで90試合、三塁の守備についており、一番最近は昨シーズン、ワシントン・ナショナルズでプレーした。

ウエッジは試合前の練習について、「彼はグランドを走りまわり、何度かサードで打球の処理もした。何が起こるかは、乞うご期待」と語った。

はっきりしない、イエスだ。そしてそれは、その考え方を否定も肯定もしていない。もし、マリナーズが本当にメジャーリーグの二塁手としてアックリーを成長させたいなら、ラインアップにケネディを頻繁に加える道を見つけなければならない。そして、レギュラー三塁手のショーン・フィギンスは、彼自身が必要不可欠であることを証明できていない。

他の選択肢は、アックリーが昇格して来たら、ケネディをDHに置くことだ。カストの薄っぺらい打撃はちっとも面白くない。しかし、ケネディをDHにすると、このポジションはますます混雑する。だから、アックリーがメジャーによばれる前に、多くの人員整理が行われ、近い将来もしケネディがダイヤモンドを反対側に横切っても、驚かないでほしい。

元記事:Carlos Peguero in cleanup spot against Angels on Wednesday Seattle Mariners blog 
Posted by Christian Caple on http://blog.seattlepi.com/baseball/2011/06/15/carlos-peguero-in-cleanup-spot-against-angels-on-wednesday/

sb20080406a1a私がナショナルリーグの幹部に、先発ピッチャーのトレード市場について聞いたとき、彼はとても興味深い話をしてくれた。「結構電話がかかってくる。もしマーケットに何か動きがあるなら、それはドジャースだろうね、彼らは財政の問題を抱えているから。テッド・リリーや黒田博樹の話があれば、早くまとまると思う。出費を減らせるから」

私がこの事を書くのは、それがとても興味深いからだ。そして、特に黒田はヤンキースには面白いかも知れない。昨オフシーズン、ヤンキースはクリフ・リー獲得に躍起になっていた。そして二人のフリーエージェント先発ピッチャー、黒田とホルヘ・デ・ラ・ロサはリーの次に位置されていた。リーの決断は遅れ、その間にデ・ラ・ロサはロッキーズに戻り、黒田はドジャースに戻った。だからヤンキースは、リーがフィリーズと契約した後、彼らを獲得するチャンスが無かったのだ。

しかし今、もし黒田が獲得可能な状態で、今ヤンキースに、本物のトップクラスの先発投手の獲得のチャンスが無いならば、黒田の様な投球回数を稼げる、良い中クラスの先発投手の獲得に乗り出すべきた。彼の年俸は、12百万ドル、1年契約だが、完全なトレード拒否権をもってるかも知れない。

覚えてる。以前ヤンキースが黒田の獲得を検討したとき、フレディ・ガルシアとバートロ・コロンも視野に入れていた。今、二人は球団にとっては好ましい契約で、ガルシアは良い働きをしているし、コロンはもっと良い働きをしている。黒田はガルシアのような頭脳派の右腕投手で、ボストンのようなエリート軍団の悩みの種になるだろう。しかしヤンキースは、コロンとガルシアについて、彼らの相次ぐ怪我に悩まされている。コロンは今ハムストリングの怪我でDL入りしている。複数のヤンキース関係者によると、たぶん彼は先発を一回飛ばす程度の怪我で、そんなに深刻ではない。DL入りは予防的な措置だ、との事だ。

元記事:3UP: Jeter, Kuroda, Gordon 1:50 PM, June 15, 2011 By JOEL SHERMAN NEW YORK POST を一部抜粋したものです。
http://www.nypost.com/p/blogs/hardball/up_jeter_kuroda_gordon_OFaUWL9hsmgQyikbqR8xCP

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